債券投資家、EUにギリシャ支援を迫る-国債利回りはなお高水準

債券投資家は、ギリシャが財政 赤字を削減できると説明する欧州連合(EU)首脳に対して、首を 縦に振らない。

EU当局者が今週、財政赤字削減をギリシャに求めた後も、同 国の2年物国債利回りはユーロ加盟国で最高の5%超にとどまっ ている。指標のドイツ国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド) は400ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)強と、ギリシャ のユーロ導入以来の高水準。過去10年間の平均35bpの10倍余り に達している。

債券市場の投資家は、利回りを10年ぶりの高水準に押し上げ、 EUにギリシャを支援するよう圧力をかけ続けている。ギリシャが EU基準の4倍強に相当する財政赤字を縮小できない状況がポルト ガルやスペインなどにも広がるとの懸念から、仏ソシエテ・ジェネ ラルのストラテジスト、アルバート・エドワーズ氏は12日、ユー ロ圏は崩壊に向かっていると予測した。

ノムラ・インターナショナル(ロンドン)の金利戦略担当シニ アストラテジスト、チャールズ・ディーベル氏は「財政規律の執行 責任者がEUから市場に交代した。スプレッドの動向がその証拠だ」 とし、「債券市場のギリシャに対する反応は、欧州の救いになるか もしれない」と指摘した。

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