IMF、ドバイ国営企業の「精力的な」再編を促す-「なお不透明感」

国際通貨基金(IMF)は、債務 借り換え交渉を進めているアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国 に対し、不採算事業の閉鎖などを通じて国営企業を「精力的」に再編 するよう呼び掛けた。

IMFは17日、電子メールで配布したリポートで、昨年ドバイが アブダビ首長国の支援を受けて以降、市場心理は改善したものの、「不 透明感は残っている」との認識を示した。

ドバイ経済は、信用市場の逼迫(ひっぱく)や貿易の縮小、不動 産価格の急落など、世界的危機の打撃を受けた。UAEの国内総生産 (GDP)に占める割合は約40%だ。

IMFはまた、UAEの今年の成長率は0.6%になるとの見通し を発表。1月26日には、ドバイは今年も昨年同様リセッション(景気 後退)が続き、UAE全体の成長率をゼロから1%程度に抑える足か せになるとの見方を示していた。

IMFはまた、UAEは域内行の貸倒損失拡大の可能性に備えた 計画を策定しなければならないと指摘。経済・財務データの透明性の 強化の必要性も強調した。

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