独の血税、1ユーロたりともギリシャに渡さず-CSU党首

ドイツのメルケル政権で連立を構 成するキリスト教社会同盟(CSU)のホルスト・ゼーホーファー党 首は、ドイツは納税者の血税でギリシャを支援することには抵抗しな ければならないとの見解を示した。支援すればユーロ圏の他の債務国 がギリシャの後を追う事態に発展しかねないためだとしている。

ゼーホーファー党首は17日、ドイツ南部の都市パッサウでの講演 で、「われわれは通貨の安定を掲げる政党だ」と述べた上で、「だから こそ政治的にギリシャを支援している。ただし、1ユーロたりともギ リシャに渡ることがあってはならない」と語った。ギリシャの財政危 機は「ユーロの安定」に打撃を与えるリスクがあると同党首はみてい る。

欧州連合(EU)は15-16日に開いた財務相会合で、ギリシャに 財政赤字削減を強く迫るとともに、今後打ち出す可能性のある支援措 置を明確にすることは避けた。

ギリシャ支援をめぐり、メルケル首相はCSUとともに連立を組 む自由民主党(FDP)の反対にも直面している。FDPの財政政策 担当報道官カールルートヴィヒ・ティーレ氏は11日、ドイツ国民は「財 政・予算政策に故意による欠陥がある他のユーロ圏諸国のために支出 することを期待されてはならない」と語った。

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