独国内の2000人余りが自発的に届け出-未申告のスイス銀行口座

ドイツ政府が違法に入手されたス イスの銀行口座のデータを買い取る方針を表明したことを受け、ドイ ツ国内の居住者2000人余りが口座の保有を自発的に申告した。脱税 調査が始まり、懲罰を受けるのを免れるためだ。

17日時点で、ドイツ16州のうち15州が申告者数を公表し、合 計人数は少なくとも2086人に上った。このうち口座に残っている金 額を公表したのは4州にとどまり、総額2億3000万ユーロ(約284 億円)だった。最も人口の多いノルトライン・ウェストファーレン州 は今週中に発表する予定。

メルケル首相は今月、スイスの銀行口座に関する盗難情報を税務 当局が買い取る道を開いた。ショイブレ財務相は3日、これらの口座 に保有する未申告の資金を申告するよう納税者に促した。独紙ハンデ ルスブラットは、独政府当局に引き渡された盗難情報のCDには 1500人分の氏名が含まれていると報じていたが、実際の申告者数は それを上回った。

脱税調査の日程は決まっていないが、調査前に自発的に情報を開 示した納税者は懲罰を避けられる可能性がある。

ドイツは、歳入が減少する中で資金を取り戻すため、金融危機以 降にタックスヘイブン(租税回避地)への圧力を強めている国の一つ。

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