ユーロの対ドルでの下落基調は「新たな標準」-シティのハート氏

ユーロがドルに対し下落を続ける と、米銀シティグループは予想している。ギリシャの財政問題に関す る懸念が高まりつつあるほか、米国の景気回復加速の兆候が背景。

ロンドン在勤為替ストラテジストのマイケル・ハート氏は18日の 調査リポートで、ユーロ圏財務相会合がギリシャの膨らみつつある財 政赤字への取り組みに対する支援策で合意できなかった上に、米経済 が1-6月(上期)に景気拡大を続けることが示唆されていることに 触れ、ユーロがドルに対し下げ続けることが「ニューノーマル(新た な標準)」になりそうだと記した。

ハート氏は、「ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)に基づ いたドル取引が増えており、ドルはこれから恩恵を受けている」と指 摘。「こうした要因が引き続き優勢で、欧州の未解決の財政問題ととも に、ユーロの対ドルでの下振れ圧力を維持すると予想している」と付 け加えた。

ユーロの対ドル相場はロンドン時間午前10時41分(日本時間午 後7時41分)現在、前日比0.2%安の1ユーロ=1.3580ドルで推移。 昨年11月25日に付けた1年4カ月ぶり高値からは11%下げている。

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