米トウモロコシ・大豆:4週間ぶり高値から反落-ドル上昇で需要減退

シカゴ商品取引所(CBOT)で はトウモロコシと大豆相場が4週間ぶりの高値から反落した。ドル相 場の上昇で米国産穀物の競争力が低下し、商品投資も減退するとの観 測が広がった。

欧州連合(EU)の財務相らがギリシャに対する支援について、 具体的内容を公表する前に同国が支出削減を保証することを望むとの 見解を示したことから、対ユーロのドル相場は一時1.3%上昇。南米 の収穫が来月にかけて増加すると予想されるなか、米国産の需要は後 退している。商品19銘柄で構成するロイター・ジェフリーズCRB 指数は0.3%低下した。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズ(シカゴ)の農業事業 担当ディレクター、グレッグ・グロー氏は「ギリシャの債務問題が解 決されていないとの見方からドル相場は上昇し」、商品投資が減少して いると指摘。ブラジルとアルゼンチンで収穫が進むなか、「米国産トウ モロコシと大豆の輸出は鈍化するだろう」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場5月限は、前日比7.25セント (1.9%)安の1ブッシェル当たり3.7175ドルと、3日以降で最大 の下落率を示した。16日には一時1.5%高の3.805ドルと、1月14 日以来の高値を付けた。大豆先物5月限は5営業日ぶりに反落し、

13.5セント(1.4%)安の同9.61ドル。前日は一時2.1%高の9.75 ドルと、1月19日以来の高値に上昇した。

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