米社債保証コスト、2週間ぶり低水準-決算と指標の好調で

17日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場で、米企業の社債保証コストは2週間ぶり低 水準となった。複数の米企業が市場予想よりも良好な決算を発表し、 1月の米鉱工業生産指数の伸び率も予想を上回った。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資適 格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数(シ リーズ13)のスプレッドは、2ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下の96bp。CMAデータビジョンの調べでは、これは 3日の92bp以来の低水準。スプレッド低下は通常、投資家心理の改 善を示す。

信用市場は安定化の兆しを示している。米連邦準備制度理事会(F RB)が発表した1月の米鉱工業生産指数は前月比0.9%上昇。ブル ームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値は同0.7%上昇だっ た。

フィッチ・レーティングスのマネジングディレクター、エリック・ トゥッテロー氏(シカゴ在勤)は「今のところ、それが状況の安定化 につながっている」としたものの、「市場はかなり移ろいやすい」と指 摘した。

企業決算の好調も投資家心理の改善に寄与した。アナリストはS &P500種構成企業の利益について、2009年10-12月(第4四半 期)には80%増となり、9四半期連続の減益から増益に転じると予想 している。

JPモルガン・チェースによると、主に高リスク・高利回りの欧 州50銘柄で構成するマークイットiTraxxクロスオーバー指数 のスプレッドは、11bp下げて495bp。投資適格級の欧州企業125 社で構成するマークイットiTraxx欧州指数のスプレッドは1.5 bp低下の89.5bp。

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