独首相:ギリシャの統計粉飾判明なら「不祥事」-赤字削減呼び掛け

ドイツのメルケル首相は、欧州連 合(EU)加盟国に対して、ユーロ防衛のため財政赤字を削減するよ う呼び掛けるとともに、ギリシャによる債務の実態隠しに銀行が加担 したことが判明すれば、「不祥事」になるとの認識を示した。

米ゴールドマン・サックス・グループがギリシャ政府による財政 赤字の実態隠しを助ける役割を果たした疑いが取りざたされる中、メ ルケル首相は17日、地元メクレンブルク・フォアポンメルン州で開い た党集会で、ギリシャ問題とドイツの財政赤字削減計画に重点を置い て30分間にわたって演説。ギリシャが「長年にわたって統計をごまか してきた」と指摘し、「われわれをがけっぷちに追い込んだ金融業界が ギリシャの統計粉飾を助けていたことが判明すれば、不祥事だ」と訴 えた。

ドイツの景気回復の予想外の鈍化に直面するメルケル首相は支持 者らに対して、同国の輸出主導型経済を維持するため、金融市場の規 制強化を推進する考えも表明。さらに、「ドイツが賢明な財政政策の策 定に努めているのと同様、他のユーロ圏諸国、具体的にはギリシャの ことだが、われわれと同じ政策を追求するよう期待する」と述べ、「こ の経済危機の下では、分不相応な生活はできない」と強調した。

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