AIG傘下アリコのメットライフへの売却交渉、税問題で遅れ-関係者

米保険会社アメリカン・インタ ーナショナル・グループ(AIG)が傘下のアメリカン・ライフ・イ ンシュアランス(アリコ)を米メットライフに150億ドル(約1兆 3700億円)で売却する交渉は、納税義務をめぐる問題で遅れが生じ ている。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。

AIGとメットライフはアリコ売却交渉が先週にも終わると見込 んでいたものの、同関係者によると、現段階では少なくとも来週末ま でずれ込む見込みという。話し合いが非公開であることを理由に匿名 を条件に語った。

問題は、生命保険や年金商品を契約した外国の顧客に分配される 収益について、税率30%の税金を米国の保険会社が徴収すべきだと 米内国歳入庁(IRS)が2004年に判断したことに関連する。米 デラウェア州を本拠とするアリコは、同社事業の80%超は米国外が 対象であるため、この規則は適用されないとして、この税金を徴収し てこなかった。

同関係者によると、メットライフはIRSがアリコにこの税金を 遡及(そきゅう)的に支払うよう要求し、その額が少なくとも数億ド ルに達する可能性があることを懸念しているという。

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