英国債:10年債利回り低下から反転-焦点は利上げ時期に

英国債市場では10年債利回り は今週の最低まで低下したものの、下げをほぼ消して終了した。こ の日公表されたイングランド銀行(英中央銀行)の金融政策委員会 (MPC)の議事録で、緊急的な債券買い取りプログラムの休止決 定が全会一致だったことを示した、

議事録によると、9人から成るMPCは4日、効果を見極める ため、量的緩和策としての2000億ポンド規模の資産買い取りプロ グラムをいったん終了することを全会一致で決定した。年内の利上 げ見通しが強まったことを背景に、この日の金利先物利回りは上昇 した。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニッ ク・スタメンコビッチ氏は、投票結果は「量的緩和がどう見ても終 了したことを示唆している。これは英国債にとってはやや弱材料だ った。市場の焦点は量的緩和拡大への期待から、金融政策引き締め 時期へと移行した」と付け加えた。

10年債利回りは議事録発表前に4%まで低下した。ロンドン 時間午後4時36分現在は前日比1ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)低下の4.03%。同国債(表面利率4.5%、2019年 3月償還)価格は0.07ポイント上げ103.56。2年債利回りは

1.16%と、前日から変わらず。金利先物12月限は1bp上昇の

1.23%となった。

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