欧州債:ギリシャ2年債上昇、救済懸念後退で-ドイツ債ほぼ変わらず

欧州債市場ではギリシャ2年債相 場が上昇。ギリシャのパパコンスタンティヌ財務相が同国救済は必 要ないと発言したほか、欧州(EU)がギリシャの赤字削減への取 り組みを前提とした同国支援をあらためて表明したことが背景にあ る。

ギリシャ2年債利回りは約1週間で最大の下げとなった。パパ コンスタンティヌ財務相は16日、ブリュッセルでのEU財務相会合 後に「救済策を受ける必要は実際のところない」と語った。ドイツ 国債は前日からほぼ変わらず。ドイツはこの日、2年債62億ユーロ を入札した。

ノムラ・インターナショナルの金利ストラテジスト、ガイ・マ ンディ氏(ロンドン在勤)は、ギリシャについて「市場は全体的に かなり冷静だったようだ。リスクと株式相場に関する限り、より前 向きな日が来るだろう」と語った。

ロンドン時間午後3時55分現在、ギリシャ2年債利回りは前日 比13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の5.32%。一 時は18bp下げ5.30%となった。同国債(表面利率4.3%、2012年 3月償還)価格は0.26ポイント上げ98.04。一方、10年債利回りは 2bp上昇し6.42%。

ギリシャ10年債のドイツ10年債に対するプレミアム(上乗せ 利回り)は2bp拡大し323bp。一時は311bpまで縮小する場面 もあった。

この日の独10年債利回りは前日比1bp低下の3.20%、独2年 債も1bp下げ1.06%。両債のスプレッド(利回り格差)は9日以 来で最少の213bp。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE