1月住宅着工件数:2.8%増の59万戸、許可件数は減少

1月の米住宅着工件数は市場予 想を上回る結果だった。政府による住宅支援が不動産市場の安定化 につながっていることが示唆された。

米商務省が17日に発表した住宅着工件数(季節調整済み、年 率換算、以下同じ)は前月比2.8%増の59万1000戸だった。ブ ルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は 58 万戸。前月改定値は57万5000戸と、速報値の55万7000戸 から上方修正された。先行指標となる1月の住宅着工許可件数は前 月比4.9%減の62万1000件。エコノミスト予想は62万件だっ た。

一戸建て住宅着工は1.5%増の48万4000戸。変動の大きい 集合住宅は9.2%増加し10万7000戸だった。

地域別では、4地域中3地域で増加。中でも北東部が10%増 と大きく伸びた。西部と南部はそれぞれ8.9%と1%増加した。

1月は天候が例年に比べて穏やかだったことも住宅着工の増 加に影響した可能性がある。米気候データセンター(NCDC)に よると、12月は115年の観測史上で14番目の厳しい寒さだった。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのシニアエコノミス ト、アーロン・スミス氏は「米国の住宅市場の回復は緩やかだが着 実に前進している。トレンドは上向きだろうが、起伏のある上りに なるだろう」と語った。

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