中国は大規模なドル資産売り行わない、シンクタンク研究者ら-新華社

中国がドル建ての資産を大量に売 却することはない見込みだ。中国国営の新華社通信が17日、複数の シンクタンクに所属する中国の研究者らの見解を報じた。中国の昨年 12月の米国債売却は過去最大規模だった。

米財務省の16日の発表によると、中国の米国債保有高は342億 ドル(約3兆1000億円)減の7554億ドルとなった。保有高を約4% 減らしたことで、中国はもはや世界最大の米国債保有国ではなくなっ たと新華社は報じている。

報道によると研究者らは、ギリシャの財政危機や相場の波乱でド ルが上昇したことを考慮すると、米国債売却のタイミングは適切だっ たと指摘。一方で、ドルの地位は依然として他に比べるものがなく、 米国債は比較的安定性が高く安全な資産だとの見解を示した。

さらに、膨らみ続ける米国の負債がドルの価値に対する長期的な 脅威となることから、外貨準備として保有する資産の年限や種類を多 様化するとともに最適化することは、中国にとって引き続き急を要す る課題だと論じている。

中国の外貨準備は2009年末時点で、約2兆4000億ドルとなっ ていた。

--Feiwen Rong. Editor: Simon Harvey

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ロンドン 藤森英明 Hideharu Fujimori +44-20-7673-2178 hfujimori@bloomberg.net Editor: Akiyo Kinoshita 記事に関する記者への問い合わせ先: Feiwen Rong in Beijing at +86-10-6649-7563 or at frong2@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Sandy Hendry at +852-2977-6608 or shendry@bloomberg.net

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