2月の英中銀議事録:全会一致で債券購入計画の休止決定(Update1)

イングランド銀行(英中央銀行) は今月4日に開いた金融政策委員会(MPC)で、2000億ポンド(約 28兆5750億円)規模の債券買い取り計画をいったん終了することを 全会一致で決定した。インフレ率が目標の2%に戻るとの見通しを理 由に休止を決めた。17日公表された議事録から分かった。

MPCは政策金利を過去最低の0.5%に据え置くことも、全会一 致で決定した。

議事録によると、キング総裁ら9人から成るMPCは、「2月の予 測は予測対象の期間においてインフレ率が目標を下回る大きなリスク があることを示しておらず、政策姿勢を一段と緩和する差し迫った必 要性がないことを示唆している」と判断した。ただ、「一部の政策委員 の見解は、2つの方向の間でほぼ均衡していた」という。

失業増加が総選挙を控えた景気見通しに影を投げ掛けており、イ ンフレ率の変動も大きい中、金融当局は景気回復の力強さを見極めよ うとしている。イングランド銀はこの日、必要なら「さらなる金融刺 激の供与」が可能だとあらためて表明した。

コメルツ銀行のエコノミスト、ピーター・ディクソン氏(ロンド ン在勤)は電話インタビューで、MPCでの投票結果は「英経済が悪 化しない限り、中銀が追加措置を講じる必要がないとのシグナルだ」 と指摘、「一部の政策委員の見解が2方向でほぼ均衡していたという事 実は資産買い入れが完了したものでは決してないということを意味す る。だが、個人的見解ではこれ以上の購入はないとみている」と語っ た。

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