首相:財政健全化、定性的な議論でお茶濁さない-党首討論(Update1

鳩山由紀夫首相は17日午後、国 会で開催された党首討論で、6月ごろまでに出す「中期財政フレーム」 策定に向けた議論では 「定性的な議論」で「お茶を濁さない」と述 べ、今後の財政運営に当たっては何らかの数値目標を設定することに 前向きな姿勢を示した。具体的な方法については明言しなかった。自 民党の谷垣禎一総裁に対する答弁。

党首討論は昨年9月に鳩山政権が誕生し、政権交代してから初め て。首相は、中期財政フレームについて「財政運営の戦略を合わせて この時期に出す。定性的な議論だけで済ませてお茶を濁すことがあっ てはならない」と言明した。

その上で首相は、自民、公明両党の旧連立政権が財政健全化に向 けた数値目標に用いていた基礎的財政収支(プライマリーバランス) について「プライマリーバランスだけが本当に財政の健全化の道筋を 示すものかどうかについても合わせて検討しないといけない。こうい う中でしっかりと財政の中期展望を作り上げたい」と指摘した。

一方、谷垣氏は、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ (S&P)が1月26日、日本の外貨建て・自国通貨建ての長期ソブ リン格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更したこと について「注意すべきサインだと受け止めなければいけない」と語っ た。

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