カナダ財務相:住宅ローンの規制強化を発表-将来的な金利上昇に備え

カナダのフレアティ財務相は、金 利上昇時にも国民が確実に住宅を買えるようにするために、住宅金融業 界に対する規制強化を発表した。

公的保証の対象となる住宅ローンの条件変更は4月19日から実施 される。たとえ買い手が変動金利を選んでいても、5年間は固定金利を 支払う条件を満たさなければならない。借り換えの上限も厳格化され、 居住用の物件以外の購入時には頭金を20%支払わなければならない。

フレアティ財務相は16日、これら3つの措置が住宅市況を「抑制 する」と主張し、カナダに住宅バブルは発生していないとの見解を改め て示した。また、今回の変更は借り手が債務を「持続不能な水準」まで 増やさないようにし、「カナダ国民にとって将来的な金利上昇に対する 備えとなる」ものだと説明した。

同相が買い手の市場流入を制限するのは06年の就任後、2度目。 財務省は08年、カナダ住宅金融公社による公的保証条件の厳格化を行 い、対象となるローンの返済期間を35年以下、頭金が5%以上のもの に限ると発表した。それまでは、返済期間は40年以下、住宅ローンの 満額が保証対象だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE