インド株の押し目買い推奨、企業利益に「上振れリスク」-モルガンS

モルガン・スタンレーは、インド 株の押し目買いを投資家に勧めている。企業の利益の伸びがインフレ 加速や世界的なリスク選好の後退による影響を打ち消すとみているか らだ。

同社のアナリスト、リッダム・デサイ、シーラ・ラティ両氏は16 日付のリポートで、インドのマクロ経済環境は2004年と類似しており、 当時は政策金利の引き上げが株式市場のバリュエーションの「一時的 な」低下を招いたと指摘。主要株価指数のセンセックス指数を構成す る企業の利益合計は、12年3月期までの年平均成長率が18%となる可 能性があり、この予想には「上振れリスク」があるとした。

両氏は「市場がリスクの大半をすでに認識していることは良いニ ュースだが、議論の決着には時間が必要」と指摘する一方、「短期的に は引き続き値動きの荒い展開となる公算だが、投資家は上昇局面で売 るよりも下落した場面で買うべきだと考える」と記した。

センセックス指数は昨年81%上昇したものの、今年に入ってから は7.1%下落している。インド準備銀行(RBI、中央銀行)は先月、 預金準備率を引き上げたが、1月のインフレ率は1年3カ月ぶりの高 水準となった。

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