世界の金需要:10-12月は2.6%増、投資・宝飾品需要が拡大-WGC

昨年10-12月(第4四半期)の 金需要は前期比2.6%増加した。金価格が史上最高値を更新する中で、 投資需要や宝飾品の購入が増えたことが背景。産金会社が出資する業界 団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が明らかにした。

WGCが17日発表した英調査会社GFMSの統計に基づくリポー トによると、世界の金需要は819.7トンに増加。金の平均価格は前期 を15%余り上回った。前年同期比での需要は24%減少。昨年は世界的 な経済危機に伴う資金の避難先として投資家は金を購入した。

金相場は昨年12月に史上最高値の1オンス=1226.56ドルを付け た。各国が政策金利を引き下げ、景気押し上げに巨額の財政資金を投じ る一方で、インドや中国を含む中央銀行は金を購入した。金連動型ET F(上場投資信託)の金保有量が膨らむ中、現物需要が高まった。

WGCの投資調査担当マネジャー、ロザンナ・ウォズニアック氏は インタビューで、「投資資金の流入は次第に細るという認識があった」 と述べた上で、「相当な弾力性が投資家にあった。宝飾品では、消費者 がこの水準の金価格に一段と慣れてきた」と分析した。

WGCによれば、投資需要は前期比2%増の219.5トン。宝飾需 要は同2.5%増の500.4トン。前年同期比では8.5%減少した。

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