堀場製:売上高1500億円超、次期中計で再挑戦-堀場社長兼CEO

自動車排ガス計測機器製造で世界 首位の堀場製作所は、次期中期計画で1500億円を超える連結売上高目 標を掲げる。主力の自動車機器をはじめとした各事業の回復を見込み、 撤回していた売上高規模に再挑戦する。堀場厚社長兼最高経営責任者 (CEO)が大阪市内のインタビューで明らかにした。

2011年からの5カ年中計は年内にも策定する。売上高目標について 堀場社長は「少なくとも1500億円よりは当然上」と述べた上で「医学 用などの伸びが加速すれば比較的ダイナミックな数字も掲げられる」と 上振れの可能性を示した。売上高1500億円は今期(2010年12月期)予 想を基準に6%増収を5年続ける水準。利益水準には言及を控えた。

今期売上高予想は8.1%増の1130億円(純利益は1.2%増予想)。 堀場社長は15日、「予想はかなり慎重に組んだ」と語ったが、堀場製 株は16日、収益予想が市場見通しを下回ったとして大幅安になった。 堀場製は06年春策定の中計で2010年の売上高で1500億円を打ちたて たが、08年秋のリーマン・ショックを受けて取り下げていた。

昨年10-12月期の日本の実質国内総生産(GDP)は前期比年率

4.6%増と3四半期連続でプラス成長になった。エコノミスト集計では 今年1-3月期もプラス予想。堀場社長は「今年は正直かなりいい。昨 年は会社がなくなるのではとか心配した人が多かったが、いまは設備投 資をどうするといった本来のビジネスの会話に戻った」と述べた。

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