シカゴ小麦先物:今年に入って最大の上げ-ドル下落で商品需要拡大

シカゴ商品取引所(CBOT)の 小麦相場は、今年に入って最大の上昇率を示した。ドル相場の下落に加 え、投資家が穀物や金属、石油製品など商品の持ち高を増やしているこ とから米国産小麦の需要が改善するとの観測が高まった。

主要6通貨に対するドル相場が一時0.9%下落する一方、ニューヨ ークの原油相場は一時4.2%上げ、商品19銘柄で構成するロイター・ ジェフリーズCRB指数は過去3カ月で最大の上昇率を示した。ドル相 場が軟化すれば国外の買い手にとって米国産穀物が割安になり、インフ レヘッジ手段としての商品の需要が増える。

フロンティア・アグ(カンザス州)のアナリスト、ラリー・グレン 氏は「ドル相場が下落する一方、原油は上昇し金属も堅調だ」と指摘。 「他の市場の堅調さが小麦相場を支援している。ドル相場の動向が小麦 に影響を及ぼしている」との見方を示した。

CBOTの小麦先物相場5月限は、前週末比18.25セント(3.6%) 高の1ブッシェル当たり5.195ドルと、昨年12月28日以降で最大の 上昇率を示した。

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