米企業の社債保証コスト、低下-企業利益改善が寄与

16日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが3営 業日ぶりに低下。英銀バークレイズなどの企業決算が予想よりも好 調だったことが寄与した。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資 適格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数 (シリーズ13)のスプレッドは、1ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)低下の98bp。早い段階で上昇していたが、バークレ イズの業績発表を受けてその後下げに転じた。スプレッド低下は投 資家心理の改善を示す。

バークレイズの2009年7-12月(下期)の利益は前年同期の 倍以上に増えた。これを受けてギリシャの財政危機の影響が他の資 産価格に波及しかねないとの懸念が和らいだ、とジャニー・モンゴ メリー・スコットの主任債券ストラテジスト兼エコノミストのガ イ・リーバス氏は電子メールで説明した。

リーバス氏は「バークレイズの好業績が現在起きているギリシ ャをめぐる問題の悪影響に勝った」と指摘。「バークレイズは他の 多くの金融機関に打撃を与えた危険をなんとかうまく回避している」 と付け加えた。

CMAデータビジョンの調べでは、バークレイズに関連したC DSスプレッドは1.75bp上昇の118bp。米銀バンク・オブ・ア メリカ(BOA)は5.25bp低下の144.75bp。米銀シティグル ープは7bp下げて222.5bp。米銀JPモルガン・チェースや米 証券ゴールドマン・サックス・グループのCDSスプレッドも低下 した。

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