EU財務相:銀行規制改革、3月と4月の会合で引き続き協議へ

欧州連合(EU)の財務相らは、 金融機関の規模やリスクテークを制限するオバマ米大統領の提案を含 め、銀行規則の変更について3月と4月の会合で引き続き協議する。 オランダのボス財務相が明らかにした。

ボス財務相は16日、定例のEU財務相会合に出席したブリュッセ ルで記者団に対し、「銀行課税の形式を取ることについてはほぼ全員が 同意している」と語り、「必要な切迫感を持って次の3月と4月の会合 で協議する。今回米国で実現する可能性が過去数年間よりもかなり高 まっているとみられるためだ」と述べた。

オバマ大統領が先月、「ボルカー・ルール」の採用を呼び掛けたの を踏まえ、この日のEU財務相会合では規制改革が話し合われた。ポ ール・ボルカー元米連邦準備制度理事会(FRB)議長が唱えたこの 規則は、商業銀行にヘッジファンドの所有を禁じ、自己勘定取引の規 模を制限するものだ。スウェーデンのボリ財務相は1月、銀行税で将 来の金融危機に対応する基金を設立することを提唱している。

ボス財務相は「米提案は多くが不透明で、実施する方法について 欧州でもさまざまな意見がある」とした上で、「われわれは銀行セクタ ーの信頼回復に向けて何かできるかを検証する際に、20カ国・地域(G 20)に提示する同一見解に達することを目指している」と説明した。

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