ギリシャの財政赤字削減、目標より進展-パパコンスタンティヌ財務相

ギリシャのパパコンスタンティヌ 財務相は、同国の財政赤字の削減が目標を上回るペースで進展してお り、欧州連合(EU)に対していかなる救済も求める考えがないこと を明らかにした。

パパコンスタンティヌ財務相はギリシャの財政赤字削減策を検証 するためにブリュッセルで開かれたEU財務相会合の終了後、EUか らの救済について、「現実に必要ではない」とした上で、「ギリシャは 救済を要請していない」と言明した。

ギリシャ財務省の2月12日時点の暫定統計によると、1月の財政 収支は企業利益への特別課税の税収が歳入を押し上げ、5億7400万ユ ーロ(約712億円)の黒字となった。前年同月は15億5000万ユーロ の赤字だった。

ユーロ圏財務相会合は15日ギリシャに対して、3月16日の財政 再建の進ちょく状況報告までに赤字削減で十分な進展を示せない場合 には、新たな財政赤字削減策を準備するよう求めた。投資家の間では、 ギリシャの財政再建の取り組みに対する懐疑的な見方が根強く、ギリ シャ債のリスクプレミアムは3営業日連続で上昇した。

パパコンスタンティヌ財務相は「具体的な追加措置」は準備して いないと述べ、前日もギリシャ政府の「財政赤字への取り組みは十分」 との認識を示していた。

ギリシャの10年債利回りのドイツ国債に対する上乗せ幅(スプレ ッド)は320ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、前日の 305bpから上昇。スプレッドは昨年11月初めの2倍強となった。C MAデータビジョンの価格情報によると、ギリシャ国債のクレジッ ト・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは、15.5bp上昇し 370bp。

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