英国債:上昇、中銀総裁発言で利上げ観測後退-10年債利回り4.03%

英国債相場は上昇。イングラン ド銀行(英中央銀行)のキング総裁がインフレ率の大幅上昇は「一 時的」であり、今後和らぐとの見通しを示したことを受け、英中銀 は当分利上げしないとの見方が強まった。

10年債は4営業日ぶりに上昇。金利先物市場では政策金利が長 期にわたり低水準にとどまるとの見方が示唆された。この日発表さ れた1月の英インフレ率は3.5%に加速し、2008年11月以来の高水 準となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト30人の予想中 央値と一致した。

クレディ・アグリコルCIBの債券ストラテジスト、オーラン ド・グリーン氏(ロンドン在勤)は、「金利変更の兆候はまったく 見えてこない」と述べた。この日発表の経済統計にもかかわらず、 「インフレは問題ではない」と付け加えた。

ロンドン時間午後5時現在、10年債利回りは前日比3ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)低下の4.03%。同国債(表面利 率4.5%、2019年3月償還)価格は0.21ポイント上げ103.51とな った。金利先物12月限は1.22%に低下し、過去最低となった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE