カンザスシティー連銀総裁:財政赤字は中銀を脅かす

米カンザスシティー連銀のホー ニグ総裁は、歳出削減と歳入拡大のために政府は「困難な」措置を 取らなくてはならないと述べ、さもなければ「持続不可能な」連邦 債務を賄うという圧力がFRB(米連邦準備制度理事会)にかかる と指摘した。

ホーニグ総裁は16日、ワシントンで講演し、「現在の財政政策 の見通しが、物価安定と最大限持続可能な長期成長というFRBの 二つの目標を脅かしており、したがってFRBの独立性にも脅威と なっているのは事実である」と述べた。

オバマ政権は、2010年度(9月30日終了)の財政赤字が過去 最大の1兆6000億ドルに拡大し、今後5年間では4兆3000億ド ルに達すると予想している。

同総裁は「財政赤字の拡大に直面している政府は、財政均衡を 取り戻すために長期的な信頼性のある対策を立てる必要がある」と 述べ、「予算を管理し、経済セクターへの助成金を縮小し、銀行問 題を解決するだけでなく、ウォール街がメーンストリート(一般社 会)よりも擁護されているという認識を改める対策が必要である」 と指摘、「そうでなければ、国民の間に広がっている不信感や皮肉 な見方を煽るだけだ」と述べた。

原題:Hoenig Says Fed’s Objectives Threatened by U.S. Debt (Update1)

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