ロンドンのオフィス需要、東京やNYに先駆け改善-邦銀も入居

ロンドンの商業用不動産市場が、 信用危機と世界的不況からの回復を先導している。

不動産仲介の米CBリチャード・エリス・グループは16日発表し たリポートで、ロンドンの優良オフィスの賃料はニューヨークや香港、 東京に比べて早期に下落したため、2009年7-12月(下期)に金融市 場の回復とともに他市場に先駆けて回復したと指摘した。ロンドンで の需要の中心はポンド安に伴う外国勢からのものだという。

世界のオフィス賃料は07年に下落が始まり、08年も金融機関の 人員削減に平行して下げた。ロンドンの金融街では、販促用の無料期 間を含めて算出した実効賃料が07年水準の半分となっている。ただ、 無料期間を勘案しない賃貸料は09年10-12月(第4四半期)に8四 半期ぶりに上昇した。

CBリチャード・エリスは「ロンドンと香港は投資の量も額も、 他市場に比べ力強い改善を示した」としている。同社によると、ドイ ツの保険会社アリアンツや三菱東京UFJ銀行、中国の中国銀行、大 手法律事務所などがロンドンの大型オフィススペースを最近借り入れ たという。

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