「LNGブーム」が豪経済成長押し上げへ、年0.25%-ゴールドマン

ゴールドマン・サックスJBウェ アは、アジアの需要拡大にけん引されたオーストラリアの「液化天然ガ ス(LNG)ブーム」が向こう10年間の大半の期間、同国の経済成長 を年率0.25%押し上げる可能性があるとみている。

ゴールドマンのエコノミスト、ティム・トゥーイ、デービッド・コ ロシモ、アンドルー・ボークの3氏はリポートで、豪州でのLNG開発 共同事業により税収は今後10年間に1250億豪ドル(約10兆円)増 加すると予想。LNGの供給過剰の可能性が、提案されている開発計画 のリスクとなる恐れがあるものの、建設や輸出が豪州経済の「実質的 な」伸びにつながるとの見通しを示した。

ボーク氏は16日、シドニーからの電話インタビューで「これらの プロジェクトの規模は前例がない」と指摘。「極めて大きな影 響を及ぼすだろう。向こう10年間、年率0.25%の成長はそれほど大 幅ではないように見えるが、累積効果は非常に大きい」と述べた。

エコノミストらによると、2010年には総額800億豪ドルを超える LNGプロジェクトが最終的な投資決定の対象となる予定。豪州最大規 模の資源開発共同事業、430億豪ドル規模のゴーゴンLNGプロジェク トは昨年、共同出資企業の米シェブロンやエクソンモービル、英・オラ ンダ系ロイヤル・ダッチ・シェルに承認された。

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