ドイツ与党:ユーロ圏スワップ規制の強化主張-ゴールドマンも批判

【記者:Brian Parkin】

2月15日(ブルームバーグ):ドイツのメルケル首相率いる与党キ リスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は、ユーロ圏各国政府と 金融機関に対して、国家財政に影響を与える債券スワップ取引の情報 開示を義務付ける新たな規制の推進を目指している。

米金融大手ゴールドマン・サックス・グループが2002年に関与し たスワップ契約が、ギリシャ政府による債務の実態隠しを助長した疑 いが浮上したことで、ユーロ圏の金融機関と政府の両方に取引の報告 を義務付け、情報開示ルールの強化を目指すCDU・CSUの動きに 拍車が掛っている。金融問題の広報担当を務めるミヒャエル・マイス ター議員が明らかにした。

マイスター議員は15日の電話インタビューで、「ゴールドマン・ サックスが法を犯したかどうかは定かではないが、マーストリヒト条 約(欧州連合条約)の精神には違反している。この種の出来事が再び 闇に紛れるのを決して許してはならないのは確かだ」と語った。

同議員によれば、CDU・CSUはユーロ圏諸国が行うスワップ を含むすべての債券取引について、欧州連合(EU)統計局(ユーロ スタット)への詳細な報告を求めたい考えだ。また、金融機関にスワ ップ取引の監督当局への情報開示を義務付ける国単位のルール整備も 目指す。

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