米原油・ガス開発:アラスカ沖などでの規制、経済への負担は210兆円

原油やガスの開発規制による米経 済への負担が2029年までに2兆3600億ドル(約210兆円)に上ると の試算が、公益事業規制当局が要請し業界団体などが出資した研究で明 らかになった。

リポートによると、アラスカ州の北極圏国立野生生物保護区と米国 の海岸地域での開発規制によってアクセスが禁止されている石油とガス は、米国の消費量の約9年分に相当する。この研究は、米公益事業規制 委員協会や、業界が出資するガス技術研究所などが支援した。

ブッシュ前大統領と議会は08年、海岸地域での開発禁止措置を解 除した。内務省は、アラスカ沖のほか大西洋と太平洋の連邦大陸棚(O CS)などで新規開発が可能な場所を指定する動きを見せていない。議 会は、北極圏国立野生生物保護区での開発を引き続き禁止している。

15日に発表されたリポートによると、これらの地域が開発された 場合、原油430億バレルとガス286兆立法フィートが確保される見込 み。このリポートとともに発表された報道資料によると、米国の09年 の原油消費量は52億バレル、ガスは22兆8000億立法フィートだっ た。

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