英1月の消費者物価は3.5%上昇か-中銀総裁の説明責任発生も

英国の1月の消費者物価指数は 1年2カ月ぶりの高水準の上昇を示す可能性があり、イングランド銀 行(中央銀行)のキング総裁は、財務相あてに公開書簡で説明する必 要が生じそうだ。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト30人を対象にまとめ た調査によると、1月の英消費者物価指数は前年同月比3.5%上昇 (予想中央値)となり、昨年12月の同2.9%から加速すると見込ま れている。予想通りならば、2008年以来の大幅な上昇率となる。同指 数は英政府統計局(ONS)が16日ロンドン時間午前9時半(日本 時間午後5時半)に発表する。

イングランド銀行の総裁は、消費者物価上昇率が政府目標の上限 3%を上回った場合、ダーリング財務相あての書簡でその抑制策を説 明する義務が発生する。

英中銀に勤務した経験のあるソシエテ・ジェネラルのエコノミス ト、ブライアン・ヒリアード氏は電話インタビューに応じ、「インフ レ率は今がピークだろう」と指摘。「イングランド銀行は、短期的な 見通しの先にインフレ率の急低下を見込んでいることを極めて明確に している。同中銀が正しいことを望んでいるが、過度に楽観視してい ると思う」と語った。

英中銀は10日発表した四半期インフレ報告で、インフレ率は1 -3月(第1四半期)に約3.3%に達した後、経済のたるみ(スラッ ク)がインフレ圧力を緩和するため0.9%まで低下し、政府目標の上 限を下回る水準を維持するとの見通しを示した。また、キング総裁は インフレ率の「短期的な動き」について金融政策で影響力を行使でき ることはほとんどないと語っていた。

-- Editors: Craig Stirling, Andrew Atkinson

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Masashi Hinoki 記事に関する記者への問い合わせ先: Scott Hamilton in London at +44-20-7673-2976 or shamilton8@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: John Fraher at +44-20-7673-2058 or jfraher@bloomberg.net

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