戦略相:消費税の財政フレームへの反映は市場見極め必要

仙谷由人国家戦略相は16日午前 の閣議後会見で、菅直人副総理兼財務相が消費税を含む税制改革の議 論を3月から開始すると発言したことに関連し、6月ごろまでにまと める「中期財政フレーム」の中に、消費税など歳入面の改革も反映さ せるかどうかについて、「もう少しじっくり見ないと、一概には言え ない」と述べ、市場動向などを見極めたいとの考えを示した。

仙谷戦略相は、市場での「大きなショックが昨年秋はドバイ、今 年はまずギリシャとなっている」と述べ、「昔より圧倒的に早く実体 経済よりも金融面で、良い影響も悪い影響も、国境を越えて伝播する 状況の中で、一国の財政・金融政策をどう展開するのかは10年前とは 違う。ここはスピードも必要だが慎重な見極めも必要だ」と語った。

また消費税率の引き上げについては「消費税だけの問題を言った ことはない。税制全体の消費、資産、所得すべてのバランスを新しい 時代に適用するような税制をあらためて考える必要があるという趣旨 で申し上げている」と指摘し、「消費税を含めて全体を議論するのは 当たり前の事だ」との考えをあらためて示した。

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