欧州債:ギリシャ国債は下落-EU財務相会合が具体的措置を発表せず

欧州債市場でギリシャ国債相場は 下落。欧州連合(EU)財務相らが会合後に、ギリシャの財政赤字 削減について具体的な支援措置を発表しなかったことから失望が広 がった。

ギリシャ10年債利回りは一時、ほぼ3週間で最大の上げとなっ た。欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)は、EUにはユー ロ圏の安定を守る手段があると発言した。ユーロ圏財務相会合は15 日に財政健全化の追加措置を準備するようにギリシャに求めたもの の、この日のEU財務相会合では具体的なギリシャ向け救済措置が 示されなかった。ドイツ国債はこの日、前日からほぼ変わらずとな った。

DZ銀行の債券ストラテジスト、グレン・マルシ氏(フランク フルト在勤)は「ギリシャが引き続き主な材料になっており、最大 の問題であるのは明らかだ。財務相らが実際に何をするかは誰にも わからない」と述べ、「計画が決定し、全体像が見えてくるよう誰 もが願っている」と付け加えた。

ギリシャ10年国債の利回りはロンドン時間午後4時現在、前日 比19ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の6.43%。一 時は1月28日以来で最大の上昇となる場面もあった。同国債(表面 利率6%、2019年7月償還)価格は1.26ポイント下げ96.94。2年 債利回りは31bp上昇の5.46%と、10日以来で最高となった。

ドイツ10年債に対するプレミアム(上乗せ利回り)は18bp 拡大し323bp。先月には396bpに達し、ユーロ導入の1999年以 来の最大となった。過去10年の平均は57bpだった。

この日の独10年債利回りは3.21%、フランスの10年債利回り もほぼ変わらずの3.52%。

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