FOHF助言のケートス:今年中にアジア新興ファンド300億円目指す

ファンド・オブ・ヘッジファンズ (FOHF)運用助言のケートス・キャピタル・パートナーズは、今 年中にアジアの新興ヘッジファンド運用での助言対象額を300億円程 度まで増やしたい考えだ。アジアに分散投資する投資家の動きを捉え 高い運用収益の獲得を狙う。

ケートスの越田聡子リサーチアナリストによると、2009年12月の 業務開始以来の助言対象額は24億円で、同月1カ月の運用結果は

0.7%のプラスだった。助言対象のFOHFの投資先は日本株ロング・ ショート、アジアマルチ、アジア株ロング・ショート、アジアマクロ の4ファンドで最終的には8-10本のファンドで運用する見通し。

越田氏はマドフ事件で問題視されたFOHFの人的リスクなど 「排除できるリスクは潰す」ことが重要と指摘する。新興ファンドで は運用額が急拡大すると、効率的な投資が難しくなり、思うような成 果を実現できない可能性がある。このため投資先の受託額など細部ま で「ハンズ・オン」で管理するのが特徴と強調した。

ケートスは越田氏らが09年4月に設立。タワー投資顧問前社長の 谷村哲夫氏設立のヘッジファンドコンサルティング会社と業務提携し、 ハンズ・オンでの管理を徹底しているという。ファンド調査のユーレ カヘッジによると、昨年12月のFOHFの平均運用収益はプラス

0.6%だった。

ケートスは、海外の老舗ヘッジファンドに投資するFOHFにも 助言している。投資先は米国小売業ロング・ショート戦略、米国債券 ロング・ショート戦略や新興国クレジット戦略など5ファンドで運用 額は26億円。09年9月の運用開始から12月までの運用収益は0.7% のプラスだった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE