オルファニデス氏:キプロスをギリシャと比べるのは「適切でない」

キプロス中央銀行のオルファニ デス総裁は、キプロスが第2のギリシャになる危険性はないとの見 解を示した。

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバーでもある同総裁 は、首都ニコシアで12日応じたインタビューで「ギリシャ経済との 比較は適切でない。キプロスの財政はギリシャよりも健全で、債務 の国内総生産(GDP)に対する割合もかなり小さい」と指摘した 上で、財政赤字は「好ましくない」水準で、削減せねばならないと 述べた。

キプロス政府は1月20日、2009年の財政赤字は対GDP比で 6%に達したもようだと発表。欧州連合(EU)がユーロ導入国に 義務付ける上限比率の2倍に上った。オルファニデス総裁は「キプ ロス経済に長期的な悪影響を及ぼすであろう赤字の一段の悪化をま さに防ぐため、できるだけ迅速に」適切な支出抑制措置を政府は講 じるべきだと主張した。

さらに同総裁は、世界的なリセッション(景気後退)の打撃を キプロスが受けた時期は他のユーロ圏諸国よりも遅く、「経済が成長 軌道に戻るのにも若干の遅れがあるようだ」との見方を示した。

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