欧州債:ドイツ10年債下落、ギリシャ支援策を様子見-利回り3.2%

欧州債市場ではドイツ10年債が下 落。株式相場が上昇したことに加え、財政赤字削減に苦戦するギリシ ャに対する欧州連合(EU)の支援策の詳細を見極めようとの思惑が 背景にある。

独10年債利回りは10日に一時付けた高水準まであと5ベーシス ポイント(bp、1bp=0.01%)と迫った。EU加盟国の首脳が先 週ギリシャ支援を表明したものの資金に言及しなかったことから、こ の日のユーロ圏財務相会合での具体案に期待する圧力が高まっている。 ギリシャ2年債は一時上昇したものの、下げに転じた。パパコンスタ ンティヌ財務相が、ギリシャはひどい状況にあると発言したことに反 応した。

クレディ・アグリコルCIBの債券ストラテジスト、ピーター・ チャットウェル氏は、「ギリシャの状況はまだまだ流動的なため、こ の問題に関して市場はやや悲観的にとどまるだろう」と述べた。また、 株高が「この日の国債相場にやや重しな可能性がある」とも語った。

ロンドン時間午後4時1分現在、独10年債利回りは前週末比1b p上昇の3.2%。10日には一時3.25%まで上昇、3日の3.22%以来で 最高を付けた。同国債(表面利率3.25%、2020年1月償還)の価格 は0.12ポイント下げ100.36。2年債とのスプレッド(利回り格差) は2bp拡大し223bpと、昨年6月以来の最大となった。

ギリシャ2年債利回りは前週末比3bp上げ5.18%。一時は4b p低下し5.11%となる場面もあった。ギリシャ10年債利回りは7b p上昇し6.22%。

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