アジア株:1週間ぶり下落-中国の景気抑制策や日本のデフレを嫌気

15日のアジア株式相場は、1週 間ぶりに下落。中国が景気過熱阻止に向けた措置を強化したほか、日 本のデフレは引き続き深刻な状況にあり、これが企業業績に影響する との懸念が響いた。

世界3位の鉱山会社、英・オーストラリア系のリオ・ティントは 金属相場安を背景に1.9%下落。重機のコマツも安い。同社の市場と して最も急速に成長している中国が、経済成長の抑制に動いたことが 嫌気された。豪製鉄最大手ブルースコープ・スチールは3.1%安。2009 年7-12月(上期)決算が赤字となったことが響いた。

セブン&アイ・ホールディングスも値下がり。最も広範な物価動 向を把握するための指数であるGDPデフレーターは、09年10-12 月期に前年同期比で過去最大の下落を記録した。

約900億ドルを運用するAMPキャピタル・インベスターズのシ ニア投資ストラテジスト、ネーダー・ナエイミ氏(シドニー在勤)は 「現在の市場は強弱入り混じったまだら模様となっている」と指摘。 「マクロ経済の改善に対する楽観と、潤沢な流動性が終わるとの懸念 の綱引き状態になっている」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時44分現在、前週 末比0.6%安の115.72。上昇銘柄と下落銘柄の割合は約1対3。日経 平均株価は前週末比78円89銭(0.8%)安の1万13円30銭で取引 を終えた。

-- With assistance from Anna Kitanaka and Kana Nishizawa in Tokyo. Editors: Nicolas Johnson, Nick Gentle

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net 記事に関する記者への問い合わせ先: Shani Raja in Sydney at +61-2-9777-8652 or sraja4@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Darren Boey at +852-2977-6646 or dboey@bloomberg.net

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