コクヨ株が下げ縮小、経費抑制で損益分岐点低下-今期大幅営業増益へ

事務用品やオフィス家具の製造・ 販売を手掛けるコクヨの株価が午後2時の決算発表後に下げ幅を縮小、 前週末比0.3%安の699円まで戻した。決算では人件費など固定費を削 減し、損益分岐点売上高が低下したことが分かった。今期(2010年12 月期)は増収営業増益と見込んだため、見直し買いが入ったようだ。

前期(09年12月期)決算は、本業のもうけを示す連結営業利益が 前の期比89%減の5億7900万円と落ち込んだ。ただ、会社側が東京証 券取引所に提出した決算説明資料によると、同社は固定費(物流費を除 く販売管理費)を89億円削減し、損益分岐点売上高を2643億円に低下 させた。前の期との比較では394億円(13%)の引き下げとなる。

収益性の改善を受けて、会社側は今期の連結売上高予想を2700億 円(前期比1.2%増)、営業利益を10億円(同73%増)と設定した。 販売管理費率は32.1%と前期より0.1ポイント圧縮させる。

午後2時から午後2時20分までの約20分間で7万2300株の売買 が約定、同時刻までの累積出来高(17万6000株)の4割を占めた。

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