ナイジェリア株は世界で最も割安、米シティも投資-年初来10%反発

世界の主要株価指数で昨年最も大 きく下げたナイジェリアの株価が今年は反発に転じている。世界で最 も割安であることや、記録的な銀行利益の見通しに引き付けられる形 で、米銀シティグループや新興市場に特化する英ブローカーのエグゾ ティクス、英資産運用会社インスパロ・アセット・マネジメントが相 次いで投資に動いている。

ナイジェリア株の指標、全株指数は昨年34%下落し、主要70株 価指数の中で最大の下げを演じたが、今年は年初来で10%上昇してい る。ブルームバーグ・ニュースがまとめたデータによれば、ファース ト・バンク・オブ・ナイジェリアなど同国の銀行が今年平均で43%の 増益になるとアナリストは予想しているが、全株指数構成銘柄の株価 収益率(PER)は4.6倍の水準だ。

ナイジェリア中央銀行のサヌーシ総裁が銀行の不良債権処理を約 束したことや原油価格の高騰、ニジェールデルタの反政府勢力との合 意を受けて原油生産が増加したことが好感され、アフリカ最大の産油 国であるナイジェリアに投資家が戻りつつある。ヤラドゥア大統領の 病気療養のため権力に2カ月間空白が生じたが、それにもかかわらず 株価は上昇している。

インスパロで約1億6500万ドル(約150億円)相当の資産運用に 携わるジェイミー・オルソップ氏は「ナイジェリア株式相場は上向き つつある」と指摘。「銀行は多くの価値を提供し、株価はまだ安い」と 説明した。

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