英失業率、ユーロ導入していれば現在の2倍近い水準に-CEBR

英民間調査機関の経済ビジネスリ サーチセンター(CEBR)は、英国がユーロを導入していたと仮定 すると、同国の失業率は現在の2倍近い水準となり、リセッション(景 気後退)はさらに深刻化していたとの推測を示した。

CEBRのダグラス・マクウィリアムズ最高経営責任者(CEO) は15日に電子メールで配布した資料で、英国がユーロを導入していれ ば、2009年の国内総生産(GDP)は前年比7%減少し、失業率は15% に達していたとの推計を明らかにした。英国の09年GDPは前年比

4.8%減だった。国際労働機関(ILO)基準に基づく英失業率は7.8% で、10%に達している米国やユーロ圏平均を下回っている。

マクウィリアムズCEOは「大半の欧州経済は、ドイツの影響を 受けた為替レートへの対応に問題を感じている」と指摘。「借り入れ性 向のある一部のユーロ導入国にとって、低水準に据え置かれた単一の 政策金利は行き過ぎで、過剰な借り入れにつながった。アイルランド とスペインが好例だが、経済状況を考えるとポルトガルとギリシャに とっても金利水準は低過ぎた」と述べた。

同CEOによると、もし英国が1998年にユーロを導入していたら、 英国の06年までの経済成長率は「やや高め」となり、インフレ率は

0.6%ほど加速していたという。

-- Editors: Craig Stirling, Andrew Atkinson

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor: Kanta Watanabe 記事に関する記者への問い合わせ先: Scott Hamilton in London at +44-20-7673-2976 or shamilton8@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: John Fraher at +44-20-7673-2058 or jfraher@bloomberg.net

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