大陽日酸株が3カ月ぶり下落率、米国ガス機器事業の売り上げ回復鈍い

工業用ガスの国内首位、大陽日酸 の株価が3日ぶり反落。一時前週末比5.4%安の864円と、昨年11月 17日(5.7%)以来3カ月ぶりの下落率となった。第3四半期(2009年 10-12月)の連結営業利益は直前四半期に比べて減少した。米国での ガス機器・装置事業で先行き不透明感が出ている。午前終値は866円。

会社側が12日に発表した10-12月期連結営業利益は70億7900万 円となり、直前四半期の7-9月期に比べて8.3%減、前年同期では

3.1%減だった。直前四半期にガス機器・装置事業で大口需要があった 反動や、米国でのガス機器・装置事業の売り上げ回復が事前計画ほどで はなく、利益は伸び悩み傾向にある。クレディ・スイス証券の澤砥正美 アナリストは10-12月期決算について「ややネガティブな印象」とコ メントしている。

同社の石川紀一広報部長は、国内の経費削減が支えとなって10- 12月期利益は事前計画並みだったとしながらも、「住宅関連や輸送機 械、農業機械向けなど、米国ではローカルな中小企業向けのガス機器・ 装置の売り上げの戻りが鈍く、売上高は計画を下回った」と述べた。

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