東映株が続伸、ヒット映画の創出力評価-業績上乗せ期待高まる

映画製作・興行を手がける東映の 株価が前週末比2%高の470円まで続伸。先週末午後に発表した2009 年10-12月期業績は、アニメ映画「ワンピース」などの貢献で順調だ った。同決算を受け、アナリストの間でヒット映画の創出力に対する評 価が高まるとともに、通期(2010年3月期)業績予想を引き上げる動 きが出ている。

10-12月期連結営業利益は前年同期比29%増の31億4300万円と 大幅に増えた。映画関連事業で、「ワンピースフィルム ストロングワ ールド」や「剣岳 点の記」「劇場版 仮面ライダーディケイド オール ライダー対大ショッカー」などがヒットした。この結果、第3四半期累 計営業利益の通期計画64億円に対する進ちょく率は95%に達した。

野村証券の長尾佳尚アナリストは12日付リポートで、「ヒット映 画は偶発的ではなく、映画製作における構造的変化によるところが大き い」とし、ヒット映画の創出力はサプライズだと評価。同証券の今期連 結営業利益予想を70億円から80億円、来期は85億円から92億円にそ れぞれ増額した。目標株価は750円(従来670円)に引き上げた。

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