トヨタのリコール、日産には短期的に有利でも状況不変-ゴーンCEO

日本の自動車メーカー3位、日産 自動車のカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)はトヨタ自動車 のリコール(無料の回収・修理)問題について、日産には「短期的に 形の上で有利」になるだけだと述べた。

ゴーンCEOは14日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダ ビで記者会見し、「市場シェアが向上するのは製品が理由であって、他 社の弱さではない」と述べ、「率直に言って、これが状況をがらりと変 えることはないと思う」と語った。

トヨタは意図しない急加速に関連した不具合に伴い世界で800万 台をリコールしている。ホンダも2月10日にエアバッグ修理のため世 界で43万7763台をリコールした。

ゴーンCEOは「他社の問題を聞けばどの企業もまず、自社に同 様の問題がないかどうかを尋ねるのが最初の対応だ」と述べ、「どの企 業も万全とは言えない。重要なのは問題が生じた場合に顧客につけが 回らないようにすることだ」と強調した。

日産はスポーツ型多目的車(SUV)「パトロール」の新型車を世 界に先駆けてアブダビで発表した。同社は中東市場でのシェア倍増を 目指している。

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