クウェートのザイン、印ブハルティによる一部資産取得案承認-関係者

クウェート最大の通信会社ザイン の取締役会は、同社のアフリカ資産の大半の取得に向けたインドの携 帯電話サービス最大手ブハルティ・エアテルの提案を受け入れた。事 情に詳しい関係者2人が明らかにした。今回の買収提案はアフリカ進 出を狙うブハルティの3回目の試みとなる。

同提案が正式に発表されていないことを理由に関係者1人が匿名 を条件に語ったところでは、ブハルティはザインのアフリカ部門の取 得に107億ドル(約9600億円)を提示した。ザインは14日早く、 クウェートの証券取引所に提出した届け出で、同社の取締役会がスー ダンとモロッコを除くアフリカ事業資産に対する提案を協議するため 会合を開くことを明らかにした。

ブハルティの筆頭株主で富豪のスニル・ミタル会長は、インド国 内での競争激化に伴い、世界で最も急速に成長している通信市場の1 つであるアフリカへの進出を目指している。同社は昨年、南アフリカ 共和国の携帯電話サービス最大手、MTNグループの約230億ドルで の買収に失敗していた。

ザインはアフリカに4000万人を超える契約加入者を抱えており、 これは同社の顧客全体の約62%に当たる。ブルームバーグのデータに よれば、2008年の年間売上高74億ドルの半分以上がアフリカで得た ものだった。

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