さようならヘッジファンド-バフェット氏買収の米バーリントンCEO

著名投資家ウォーレン・バフェッ ト氏が率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイが12日、米 鉄道会社バーリントン・ノーザン・サンタフェの買収を完了した。バ ーリントンのマシュー・ローズ最高経営責任者(CEO)は同社の所 有者となったバフェット氏を歓迎した。

買収は、バーリントンの株主による11日の承認を受けて成立した。 1株当たり100ドルのこの取引によって、ローズCEOが就任した 2000年に同社株を購入してその後も保有し続けた投資家にはほぼ 300%のリターンと配当がもたらされる。ただ、長期保有を続ける株主 が減少しており、それが問題だと同CEOは指摘する。

ローズCEO(50)は11日にインタビューに応じ、「わたしがC EOに就任した10年前には、投資家は通常、3年から5年、7年とい った時間枠を持っていた。それが年々、短くなってきている」と語っ た。

四半期ごとのアナリスト見通しなどにあおられて短期の結果を求 める風潮は、20年から40年といった長期投資が必要となる鉄道会社 の経営には障害となる恐れがあるとローズCEOは指摘。「当社の今年 の投資は3年から4年、5年あるいは7年では成果を生まない」とし て「機関投資家を満足させる時間枠を変えたのはヘッジファンドだ」 と同業界を暗に批判した。

バフェット氏は長期保有の投資戦略で知られている。バークシャ ーは米コカコーラやアメリカン・エキスプレス(アメックス)の筆頭 株主で、20年余りにわたって株式を保有し続けている。

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