NY原油(12日):5日ぶり下落、中国の準備率引き上げを嫌気

ニューヨーク原油相場は5日ぶ りに下落。世界2位のエネルギー消費国である中国が景気拡大を抑 制する策を取ったことを手掛かりに売りが優勢となった。

原油は一時、バレル当たり74ドルを割り込んだ。中国人民銀 行(中央銀行)が1月に続き2回目の預金準備率引き上げを決定し たことで、ドルが買われたことが背景。エネルギー省エネルギー情 報局(EIA)の週間在庫統計によると、原油在庫の増加幅はアナ リスト予想を上回った。

食糧やエネルギー関連の商品に投資するヘッジファンド、ラウ ンド・アース・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「あ らゆる市場が今も各国中銀が提供できる限りの景気刺激策を必要 としている。この日の中国の決定は需要後退と相場下落の前兆だ」 と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前 日比1.15ドル(1.53%)安の1バレル=74.13ドルで取引を終 了。週間ベースでは5週間ぶりに上昇した。年初からは6.8%下げ ている。

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