欧州株(12日):5日ぶり下落、中国の準備率引き上げを嫌気

欧州株式相場は5日ぶりに下落。 中国が預金準備率の引き上げを決めたことが嫌気された。ドイツの 鉄鋼最大手ティッセンクルップやイタリア最大の石油会社Eni が予想を上回る決算を発表したものの、相場全体の押し上げにはつ ながらなかった。

欧州2位の自動車メーカー、フランスのプジョーシトロエング ループ(PSA)が下落し、自動車メーカーの下げの中心となった。 中国がここ1カ月で2回目の預金準備率引き上げを決めたことが 背景。一方、ティッセンクルップやEniは上昇した。

ダウ欧州600指数は前日比0.3%安の241.02で引けた。同 指数は週間では1.5%高。

KBLリシュリュー(パリ)のアナリスト、ブノワ・ドブロシ ア 氏は「これは中国当局の明確な政策表明だ」と指摘。「市場の見 方からすれば、われわれが中国の成長に対して楽観的過ぎたかどう かが問題だ」と述べた。

12日の西欧市場では、18カ国のうち12カ国の主要株価指数 が下落。ダウ・ユーロ50種指数は前日比0.2%安、ダウ・欧州50 種指数は0.1%値下がり。

ティッセンクルップは高い

ティッセンクルップは2.8%高。同社が発表した09年10- 12 月(第1四半期)決算で、調整後利益は税引き前ベースで2億 3700 万ユーロ。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は 1億1160万ユーロだった。

Eniは1.1%高。同社の10-12月(第4四半期)決算で、 純利益は13億9000万ユーロと前年同期比29%減少したものの、 アナリスト予想平均の12億2000万ユーロを上回った。

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