ユーロ圏は分裂に向かう、各国は「高過ぎる通貨」の人質-ソシエテ

南欧諸国は高過ぎる通貨の人質と なり低競争力で窒息状態にある。このような状況が最終的にはユーロ 圏を分裂させると、ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、アルバ ート・エドワーズ氏は予想した。

同氏は12日のリポートで、ポルトガルやスペイン、ギリシャなど 各国が抱える問題は、「長年にわたる過度の低金利が過熱と急速なイン フレをもたらしたことだ」と指摘。「仮に財政赤字を縮小できたとして も、ユーロ圏内での競争力の低さを打ち消すには、数年間に及ぶ相対 的(あるいは絶対的な)デフレが必要になるだろう。ギリシャへの支 援はユーロ圏の分裂という不可避な結末を遅らせるだけだ」と書いた。

ギリシャ政府の財政赤字削減計画は同国でのゼネストにつながっ た。エドワーズ氏は「日本や米国、英国と異なり、欧州は不運なこと に、厳しい経済政策に対しては市民が抗議する傾向が強い」とし、財 政難の南欧諸国は「長期にわたるデフレには耐えられないだろう」と も指摘した。

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