ユーロ圏:10-12月GDP、前期比0.1%増-景気回復足踏み

2009年10-12月(第4四半期) のユーロ圏実質GDP(域内総生産)速報値は前期比0.1%増加にと どまり、域内の景気回復がほとんど滞っていることが示された。消費 と投資の低迷で域内一の経済大国、ドイツが予想に反してゼロ成長と なったことが背景。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が12日発表した。ブ ルームバーグがまとめたエコノミスト34人の調査中央値では、前期比

0.3%増と予想されていた。7-9月(第3四半期)は0.4%増加だっ た。

ユーロ圏の10-12月期GDPは前年同期比では2.1%減少した。 09年は年間では前年比4%減少。

同日発表されたギリシャの10-12月期GDPは前期比0.8%減と、 7-9月期の同0.5%減から悪化し、リセッション(景気後退)が深 刻化した。

ナティクシスのユーロ圏担当チーフエコノミスト、シルバン・ ブロイヤー氏(フランクフルト在勤)は「市場は昨年、景気対策を要 求していたが、今では政府に財政赤字削減を求めている」と述べ、「積 極的な予算削減は経済成長に打撃を与える恐れがある。自律的回復に はまだ程遠い」との見方を示した。

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