損保7社:4-12月期は純損益2390億円の黒字に回復-評価損など減少

東京海上ホールディングスなど主要 損保7社の2009年4-12月期の連結純損益(ニッセイ同和損害保険は 非連結)は、前年同期の195億円の赤字から2390億円の黒字に転換し た。金融市場の回復に伴い、有価証券評価損や売却損が減少し資産運用 収益が改善したのが主な要因。

各社が12日までに東証で開示した資料によると、日本興亜損害保 険の1社が前年同期に比べて減益、その他6社が増益または黒字転換と なった。大手3社では東京海上HDの純利益は同24倍の1100億円、三 井住友海上グループホールディングスは同5倍の615億円、損害保険ジ ャパンが6億円の赤字から214億円の黒字に転換した。

通期純利益予想は東京海上HDが従来の850億円から1050億円に 上方修正、ニッセイ同和が45億円から35億円に下方修正した。

損保7社の09年4-12月期の正味収入保険料は前年同期比1.4% 減の5兆2900億円だった。景気低迷による荷動き鈍化で海上保険が不 調だった。3カ月ベース(対前年同期比)で減少が続いていた正味収入 保険料は1.9%増の1兆7200億円と増収に転じた。

また、主力の自動車保険は、東京海上HDが海外保険会社の買収効 果で、ニッセイ同和は日本生命保険による販売で好調。三井住友海上、 あいおい損保でも減収幅が改善し、7社合計では同0.6%の微減にとど まった。保険料の料率改定やエコカー減税効果などで9-12月の国内新 車総販売台数が前年同月を上回ったことも背景にある。

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              経常  前年比  経常  前年比 純利益 前年比 今期 実績
              収益  (%)  利益  (%)         (%)予想 比%
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東京海上HD  27036  -3.0  1658    N/A   1100    2273  1050  354
三井住友海上  14968  -4.8   880    N/A    615     410   360  340
損保ジャパン  13530   0.4   264    N/A    214     N/A   320  N/A
日本興亜損保   6725  -6.7   234    115    139     -30   130   30
あいおい損保   7890  -5.5   405    792    232     304   160  N/A
ニッセイ同和   2335  -0.3    53    N/A     26     N/A    35  N/A
富士火災       2806  -2.4    95    N/A     58     N/A    55  N/A
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注)単位:億円。前年比は前年同期との比較。三井住友海上HDは三井 住友海上火災保険の前年同期との比較。ニッセイ同和は非連結、経常収 益は正味収入保険料。

--共同取材:河元 伸吾 Editor:Kazu Hirano Takashi Ueno

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