資本流出への抵抗力が強いのはウォン、台湾ドル、人民元-モルガンS

米モルガン・スタンレーによる と、韓国ウォン、台湾ドル、中国人民元は、投資家のリスク回避志 向が強い時に円を除くアジア通貨の中で「最も堅調」に推移する可 能性が高い。

一方、マレーシア・リンギットとタイ・バーツ、インドネシア・ ルピアは資本流出の動きに押されやすい通貨だという。モルガン・ スタンレーのストラテジスト、スチュワート・ニューナム氏らが12 日、各国の実効為替レートや経常収支、信用リスクなどを基にまと めた調査リポートを発表した。

米調査会社EPFRグローバルによると、新興市場株ファンド は2月10日締めの週の資金純流出額が29億ドルと、1年7カ月ぶ りの高水準を記録した。ギリシャの債務危機が深刻化したことや、 中国の金融引き締めが世界的な景気回復に水を差すとの懸念が背景 にあった。

リポートはまた、ウォンと台湾ドルが「最も割安」で、バーツ とルピアが「最も割高」だと指摘。ウォンは年末までに13%上昇し 1ドル=1025ウォンに、台湾ドルは7%上昇し1ドル=30台湾ド ルに達するとみている。元の予想は示さなかった。ルピアは1ドル =9800ルピアまで4.4%の下落が見込まれるという。

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